税込価格: 702 円
日本の伝統的な食文化である和食の原点は「だし」であり、だしは素材の旨みを引き出し、日本の食生活において欠かせないものです。
みそ漬処「香の蔵」では、日本の伝統的な「だし」と発酵食品の「味噌」を使い、だしの効いた奥深い味わいのクリームチーズのみそ漬を作りました。
鰹節粉は、生の鰹から一貫生産でこだわりの鰹節を製造している静岡県焼津市のメーカーが、特殊製法で作った鰹本来のうまみと力強い風味を感じる鰹節粉を贅沢に使用しております。
低温でじっくりと熟成したクリームチーズは、味噌のコクと旨みに加え、濃厚な鰹節の旨みと風味が口いっぱいに広がります。
クリームチーズとはひと味違った、濃厚な鰹出汁と味噌が融合した和と洋の絶妙な味わいをご堪能ください。
「焼きおにぎりに塗る」、「厚揚げにのせてトースターで焼く」、余った味噌床は「熱々のご飯にそのままのせる」、「ピザ生地に味噌をぬりクリームチーズをトッピングしたピザ」、「和風のパスタの味付け」など鰹節の旨みが感じられる楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
クリームチーズのみそ漬、切り方動画を公開中です!
原材料名 |
■鰹出汁クリームチーズのみそ漬 ナチュラルチーズ(生乳,食塩),米味噌、黒糖、米こうじ、鰹節粉、白ワイン、本味醂、酒粕、醸造調味料/安定剤(増粘多糖類) 【アレルギー】乳成分・大豆 |
内容量 | 35g |
賞味期限 | 製造日より90日 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避け、保存して下さい。 |
製造者 |
株式会社菅野漬物食品(当社) 福島県南相馬市鹿島区鹿島字町130 TEL:0244-46-3131 |
お問い合わせ先 |
みそ漬処 香の蔵 〒979-2305 福島県南相馬市鹿島区永田字北永田28-3 TEL:0244-46-2233 |
栄養成分表示 |
■鰹出汁クリームチーズのみそ漬 本商品(35g)当たり エネルギー 137kcal たんぱく質 4.5g 脂質 10.9g 炭水化物 5.2g 食塩相当量 0.8g ※この表示値は目安です。 |
福島県南相馬市で、昭和15年に創業した漬物製造販売会社で、80年以上漬物一筋の会社です。味噌漬けを中心に自社工場で漬物を製造・販売してきました。
平成6年に直売所として「みそ漬処 香の蔵」をオープンしました。
香の蔵の味噌漬けは下漬け・本漬けをそれぞれ違う味噌床に漬け込みます。何回も何回もタンクの中の味噌漬を撹拌(かくはん)し続けます。 撹拌しないと下のほうの味が濃くなり、上部には菌が繁殖してきます。この撹拌の手間暇を掛けることが、お客様においしい味噌漬を提供できる秘訣なのです。
約半年近く撹拌を繰り返し続け、やっと野菜の中心まで味が到達し、おいしい味噌漬の完成です。完成したタンクを開けると熟成した良い香りが工場内に漂います。この味噌床もお味噌の他に、もろみ・黒糖などを加えた香の蔵オリジナルの味噌床を使用しております。
「おいしさのために時間と手間暇を惜しまず」これが私共のこだわりです。
香の蔵は日本人の食の伝統を守り、日本人の身体に合った素晴らしい食文化を受け継ぎ、新たな食文化を創造し、皆様方の健康と食卓の「微笑」を作り続けて行きたいと思っております。
南相馬市は、1000年以上の歴史がある、国指定重要無形文化財の「相馬野馬追」が有名です
弊社の初代は会社を辞めてから、趣味で甲冑を集めたり、甲冑の修理や、自ら甲冑を作ったりしていました。
その趣味が講じて、甲冑や、相馬野馬追に関する馬具や、貴重な資料などをいろんな人に見てほしいと考えるようになりました。
みそ漬は昔から、「香の物」と呼ばれていたことから、”香”の物と、甲冑などを展示しておく”蔵”とを組み合わせて、「香の蔵」が誕生しました。
香の蔵の店舗には、相馬野馬追の甲冑館「菊翁」も併設されております。
当店の一番人気の商品は、クリームチーズのみそ漬です。商品名の通り、クリームチーズを味噌に漬け込んだ商品です。
オーストラリア産のクリームチーズを、独自のブレンドした味噌に漬け込み、低温で熟成させております。
味噌は、福島の米味噌、仙台味噌、京都の西京味噌の3種類を使用し、クリームチーズのコク味とクリーミーな舌触りに、後から香る味噌の風味が絶妙です。
チーズも味噌も、洋と和の発酵食品同士の組み合わせで、味噌漬屋だからこそ作ることができる味わいです。
チーズなので、ワインのおつまみに合うのはもちろんですが、味噌の風味が合わさることで、熱々のご飯のお供にもピッタリです。
この商品は、2011年の東日本大震災をきっかけに誕生した商品です。
私共の会社は福島県南相馬市という場所にある、福島県の右上に位置する海に面した街です。
「香の蔵」の店名の通り、野菜の味噌漬を中心に販売しており、順調に売り上げを伸ばしておりましたが、転機は2011年の3月11日に訪れました。
東日本大震災の地震による被害、さらに、福島第一原子力発電所の爆発事故が発生したことで、社員全員が避難を余儀なくされ、南相馬市からはほとんどの人がいなくなってしまいました。
幸いにも、工場・店舗は津波の被害を逃れたため、4月4日から営業を再開することが出来ましたが、人が居なくなってしまった南相馬市で店舗の前を通る車は、警察と自衛隊の車ばかり。
先の見えない不安ばかりを抱えていました。
最初は、南相馬市というキーワードだけが先走り、心無い風評被害に苦しみましたが、震災から3か月を過ぎる頃の東京での物産展では、同情の声も少なくなり、いつまでも、「可哀想な被災者」では居られない事に気づかされました。そこから、前を向き進み始めました。
社長の「どうせ暇で時間もたっぷりあるんだから新商品を開発しよう!」から、新商品の開発に踏み出しました。
元々、「豆腐のみそ漬」という商品があり、豆腐を味噌漬にすると、チーズの様な食感になることから、チーズを味噌漬にしてみようと、クリームチーズのみそ漬作りが始まり、試行錯誤を重ね、400通り以上の組み合わせの中から現在の「クリームチーズのみそ漬」が誕生いたしました。
2011年の12月から発売を開始し、最初は中々、チーズと味噌の組み合わせを受け入れては貰えませんでしたが、段々とメディアに取り上げて頂いたり、コンクール等で賞を頂くまでになりました。
2017年に全国放送のテレビ番組で紹介され、2018年には、JR東日本おみやげグランプリにおいて東北で唯一入賞し、「家族に贈りたいおみやげ賞」を受賞しました。
クリームチーズのみそ漬は、東日本大震災が無ければ誕生していなかったかもしれない商品で、震災からの復興の歩みとともに成長し、今では、当店の数ある商品の中で、一番人気の商品です。